学校で研究の進捗に追われる日々、、、
薬品の反応を待ちつつSNSを見ていると、やっとここまで来た。という友人のホーネットのシリンダーの写真が載った投稿をみて実験も切り上げ最近もらったチャバネアルトくんをかっ飛ばし友人宅に駆け付けました。
確かこの写真。。。
話を聞いてみると、二番気筒のみ点火せずブローバイの吹き返しが多いので圧縮が低いと考えていると。
ほうほうなるほど
そしてヘッドをきれいにしてみるという話を聞きながら初めて見る四気筒バイクのシリンダーをじろじろ見ていたところ、二番気筒のみシリンダー前方にあたりが出ていることを発見!
ピストンリングも変えたらどうかといいましたがなんとこのホーネット250、クルマみたいな構造でコンロッドとクランクがボルトオン?になっているんですね
だからシリンダーとクランクケースは一体構造でピストンリング交換するには全部ばらばらにせねばならぬと、、、
しかし、もしこの二番気筒のあたりがまずいのであれば当然ばらして交換する必要があるのでチームの総監督の先生に電話で質問。
第一声が、圧縮ってコンプレッションゲージ使った?
いえ使ってないですと答えると、
一流の判断方法やな(失笑)と。。。
圧縮の確認にはコンプレッションゲージという初手を大間違い。
開けたものはしょうがないのでとりあえず分解したところをきれいにして戻したら?と。
なぜ二番気筒が点火しないのかはそこからの判断になるそうで
そもそも点火してないのであればガソリンが二番気筒内にタプタプしてるはずだし、圧縮が完全に抜け切るくらいならオイルが相当あがってくるか、バルブがあからさまにがばがばでピストンと接触痕があるはずと。
その辺がないなら燃料が行ってないだけでは?
とわかりやすく丁寧に教えてもらい友人と二人で感嘆しました。
そしてシリンダー内の当たりはそれなりに出ることがあるよと教えてもらいました。
とりあえず友人がヘッドをきれいにしてくみ上げるのを待ちます。
ちなみにホーネットっておもしろいなとおもったのがヘッドの固定ボルトの中に八ミリで12角、6.35のソケットでしかもディープじゃないといけないものがあるらしくなぜそんなものをつけたんだろうと疑問です。
バイクのことを教えてもらえばもらうほど、ブログにかけることなんてないと思い放置していましたが、最近更新してないねとお声かけいただいたので僭越ながら備忘録程度ではありますがぼちぼち書いていきます。
次は近日中に夏の自動車工場への短期インターンについての記事を書く予定です。