人生初のサーキットを楽しんだ私ですが、指摘していただいた中でも、走行中に違和感を自分で感じたフロントフォークから手をつけることにしました!
今回はまず、フロントフォーク、サスペンションとはなんぞ?
という解説やっていきます🙌
フォークというのもサスペンションの1つです。
なので便宜上サスペンションと言っていきます。
サスペンションとはどんなものなのか?
・なんか衝撃のやつ
・バネがついてる
・サスと言えたらカッコいい
・調整できる人は神
といったイメージでしょう←偏見しかない。
そうです
地面からの衝撃を受け止めるものです
ならサスペンションがないとどうなるのか。
ママチャリに乗ると、ちょっとした地面の段差でも結構な衝撃がきますよね?
あれを50km/hで受けることになります。
想像したくもありません笑
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それではサスペンションを詳しく説明していきましょう💪
サスペンションには
・スプリング
・ダンパー
の2つの機構から構成されています
スプリング(バネ)の役割は地面からの衝撃つまりエネルギーを1度蓄えることです
バネを縮めると伸びようとしますよね?
その状態がエネルギーが蓄えられているという事です✨
トランポリンを想像してみてください
結構な高さまでジャンプしているのに衝撃は全く受けていませんね
これがスプリングの役割です✨
...お気づきでしょうか?
そうです、スプリングだけだとトランポリンのように永遠に跳ね続けてしまうんです。
そこで必要になってくるのがダンパー、別名ショックアブソーバーです!
ダンパーはスプリングが蓄えたエネルギーを消費する役割です
どういう風にしているのかというと、
沼を想像してみてください😏
泥水が入ってるやつです
もし水の中に足を突っ込めば、濡れるだけですっと足を抜くことができますね?
しかし、沼に足を突っ込めばすっとは抜くことができません。
力をこめて引き抜く必要がありますよね??
これがダンパーです!
この2つを合わせるとサスペンションとなるわけです!
⓵衝撃を受けてスプリングとダンパーが縮む
この時スプリングにのみエネルギーが蓄えれている
ダンパーは伸びようとはしないからエネルギーは蓄えられていません!!
沼に足を突っ込んで勝手に抜けることはないですもんね🙌
⓶スプリングが伸びようとする
⓷スプリングが伸びるとき、ダンパーも伸びる
⓸スプリングに蓄えられていたエネルギーがダンパーを伸ばす力へと変換される
という感じです
つまり地面からの衝撃をスプリングが蓄えてダンパーが消費するということです❗️
サスペンションのセッティングはスプリングの長さ、硬さやダンパーのオイル粘度によって変わります!
うまく調節できないとチャタリングなどがおきてしまいます。
ちなみにチャタリング(チャター)とはスプリングが縮むことができる限界でさらに衝撃が加わり、バイクが跳ねてしまうことです
ひどくなるとそのまま転倒してしまう事もあります
調整は一概には言えませんが、大事なのは乗りやすいと感じることです
サスペンションを調整したいのであれば、何か1つだけを変えてみてください
それで乗りやすいと感じるならばそれが正解ですし、乗りにくいと感じるならばそれは違ったということでしょう
一度にたくさん変えてしまうとなんのせいで変わったのかが、わからないので必ずなにかを変えるときは1つずつ行いましょう
ここまでざっと解説してきましたがいかがでしたでしょうか??
正立フォーク、倒立フォーク
モノサス、ツインサスなど種類はいくつかありますが基本的な原理は全て同じです🙌
次回はグロムのフロントフォークオイル交換編です!
オイル粘度をあげて消費するエネルギー量を増やそう!ということですね
それではまた次回お会いしましょう!!