こんにちは!
まずは一番手軽で安く抑えることのできるフォークオイルを交換することにした私です
今回選んだのは
こちらのカヤバ製のフロントフォークオイル G30Sというものです!!
簡単に手に入るものとしては1番粘度の高いものです
大体G30Sの粘度が116くらいなのですが、グロムには正直130くらい必要みたいです
しかしとりあえずは違いを知りたかったので今回はG30Sを選びました!
ちなみにアイファクトリー さんとかだともっと粘度の高いオイルも販売しています。
それでは交換といきましょう!!
まずはフロントフォークを外さなければ、オイル交換などできません。
というわけで、フロントフォークを外すためにまずはタイヤ、ブレーキなどを外していきます。
タイヤを外すときはフロントスタンドにかけておくか、ジャッキアップする必要がありますが、先に上げてしまうと力が入りにくくバイクを倒してしまう可能性があるので、あげる前にネジを緩めておきます!
⓵まずはフロントフォークとブレーキキャリパーを固定しているボルトを外します
そうするとキャリパーがとれます
ディスクに当たって取りづらいですがよいしょよいしょ少しずつずらせばとることができます!
ぶら下げたままだとバイクによくなさそうなので私は養生テープでエンジンのところに止めてます
⓶トップブリッジの上側のボルトを緩めます
これを緩めておくことでトップキャップの緩めやすさに天と地ほどの差が出ます
そしてフロントフォークのトップキャップ緩めましょう
めちゃくちゃ硬いので頑張ってください笑
ちなみに36mmなのでソケットなどを準備しておきましょう
不安な方は先に新しいトップキャップを注文しておくと、なめてしまっても安心です
⓷次にアクスルシャフトを緩めましょう
まだとってはいけません
緩めるだけにしてください
⓸それではフロントフォークを固定しているトップブリッジの下側ボルトを緩めます
⓹ここまできてやっとフロントスタンドであげましょう
バイクを倒さないように注意してくださいね
⓺アクスルシャフトを抜いていきます
タイヤを少しだけ持ち上げながらやると抜きやすいですよ
⚠️ディスクは少しの衝撃ですぐ変形するので、タイヤを地面に置くときはディスクは絶対に地面につけないようにしてください⚠️
フロントフォークとホイールの間に挟むカラーは無くさないようにしてください!!
⓻次にフロントフォークを外します
ボルトは同じところに仮止めしておくと、無くしたりわからなくなることが少なくできるのでおススメです
⓼それではオイルを抜いていきましょう
トップキャップを外し、廃油入れにシュコシュコと出していきましょう
シュコシュコするだけでは足りないので逆さにして一晩置いておくことをお勧めします✨
放置するときは倒れないようバランスを取ってください笑
⓽オイルを抜ききったら新しいオイルを入れていきます!
※冬は寒くてオイルが硬いのでエアが抜けにくくなります。オイルを入れる前に湯煎等でオイルを温めておくことをオススメします
大体一本に230ccほどなのでkyb のG30Sは一本で一台分のフォークオイルを余裕で交換できます!
一気には入らないので、シュコシュコして、エア抜きをしながら、少しずつ入れていきます
⓾入れ終わったらエア抜きをしていきます
フォークを1番下まで沈めてエア抜きをしていきます
これも一晩放置することをお勧めします
また、写真のようにラップをしておくとオイルが水分を吸収せず、異物が入ることもないのでオススメですよ
⑪それでは油面を図っていきましょう
純正が75mmですが数ミリあげる方が多いようですね
しかし1回目は必ず純正と同じ75mmにしましょう
オイル粘度も変えて、油面も変えてしまうとどっちのおかげで良くなっているのかわかりませんからね!
⑫ネジを締めていきましょう
緩めた時と逆の手順で締めていきます
フロントスタンドを下ろしてから増し締めするので全て仮止めにしておいてください!
ちなみに締め付けトルクは
トップブリッジ 27Nm
トップキャップ 31Nm
キャリパー固定ボルト 30Nm
アクスルシャフト 54Nm
こんな感じです
いかがでしたか??
時間はかかるけど、そこまで難し位手順はないのかなとおもいます。
本当はフォークスプリングも変えるべきなのですが、まずはフォークオイルを変えてその違いを知ることが大事でしょう
是非挑戦してみてください!